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2009年5月28日 (木)

昨日の党首討論を見て、俺バカだったんだと気づかされた。

ホントに俺はバカでした。
政治の話をするのにまったく論理的な思考ができていなかったようです。

というのも、小沢氏の秘書逮捕を受けて
民主党が政治資金規正法の改正を提案するのは
当然だと思ってしまったからです。

おそらく、一瞬

「えっ、別にそれはいいんじゃないの」

と以前の僕と同じように思ってしまっている方もいられると思います。

「そんなの当たり前だろ」と上記の矛盾がすでに分かっている方には、
今回の記事はさほど有意義ではありませんので、読みとばしていただいて結構です。

簡潔に書きます。

まず、法律違反で秘書が逮捕されたということは
現行法の政治資金規正法を犯したことを意味します。

つまり、今回小沢氏やその取り巻きに関して問題とされるべきなのは、
現行法を犯したことであり、
現行法そのものには問題が見受けられないということになります。

例えば、政治的な多額の裏金があったとして、
しかしながら、それを現行法で裁けないとき、
そのときは現行法に問題があるということになるので、
二度とそのような手口が使えないように
大いに改正を議論すべきだろうと思います。

ところが、今回の場合、しっかりと逮捕できたと言うことは
十分に法律が効用を発揮していることになり、改正する必要性はまったくないことになります。

したがって、今回の西松の問題に関して
現行法を問題視して、政治資金規正法を改正しようとするのは
まったくと言っていいほど、その問題とは関連がなく、論理的でないことになります。

ここまでにおいて「政治資金規正法の改正」が
西松事件を契機に議論されてしまうのは、甚だおかしいということが分かったでしょうか。

しかし、民主党は「企業献金の全面禁止」を訴え、
現行法ではダメだと主張しているのです。

「全面禁止」は西松問題解決への根本的解決でないのにもかかわらず
字面だけ見れば、良さそうな言葉を並べている。
本当に国民に対して真摯でないことがよく読み取れます。

加えて、本来問題とされるべき現行法違反に関して、
なんら弁明らしき弁明もなく、説明らしき説明もなく、
国策逮捕をいたずらに主張し、
ようやく、代表辞任で責任をとったつもりになったかと思って
このまま議員辞職でもして、少しでも誠意を見せてくれるかと思えば、
これと同じような質問をした読売テレビの記者に対して真っ向から否定し、
選挙には小沢の力が要るからといって、まるで当然かのように代表代行になり、
小沢氏とともに殉ずると発言した鳩山氏が再び代表になる

という考えうる中でも、
我々にとっても、マスメディアが健全な状態での民主党にとっても
最悪な選択肢を彼らは採り続けてきました。

本当に自民以上にこんな無責任な輩どもに、
野党第一党だからという理由だけで、政権を任せてもいいものでしょうか。

また余談ですが、西松問題を「論理的に」政治資金規正法の改正と結びつけると、
次のようになります。

小沢氏の秘書が法律違反の容疑で逮捕された

逮捕されたのは、現行法が悪いからだ。

同じような資金の流れがあったときに逮捕されないよう、
現行法を改正して緩くしよう

論理的に考えれば、民主党がそのように考えるのは至極当然です。
というのも現行法を問題視しているんですから
これがどのように論理の飛躍をすれば「全面禁止」に至るのか。
民主党議員のおつむの構造が理解できません。

まとめると、表面的には「企業献金全面禁止」を訴えるが、
実際には、「現行法を緩和しようとする」という
まさに選挙対策の発言しかできないくせに、
大衆主義的愚民政治を行おうとしているのが、民主党の本性なのです。

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